Beak Spider Avant-Garde
ビークスパイダー アヴァンギャルド

2015年製作。同年のタミヤ模型ミニ四駆ジャパンカップのコンクールデレガンス部門でグランドチャンピオンを獲得。
同大会の2013年度、2014年度の結果を活かして、自分の”前衛芸術=Avant-Garde”をテーマに繊細で且つ線一本一本を大切にデザインした。
オリジナルはフルカウルミニ四駆シリーズのビークスパイダー。
基本的なデザインを残すイメージで大幅にモディファイを施した。

ボディーカウルは殆どを0.2mm厚透明プラ板で作り変え、軽量化と大幅なワイド化そして車体全高を抑える事が出来た。

ノーズの高さを落とした事で低くなってしまったフロントヘッドライトの高さを戻す為にリトラクタブル式ヘッドライトを採用した。

空力的な試みも多数取り入れたこのマシンは機械的な改良も施してある。
ARシャーシを採用し、軸受けの620ボールベアリングを初め駆動系の改良を施してある。

そもそも製作初めは同じARシャーシを採用したナイトレージJr.MAXIと同時進行で進めていたので基本的な改造方向が同じなのである。
進めて行く中でビークスパイダーをコンクールへ、そしてナイトレージをレース用に採用した。

全てのパーツを肉薄の軽量構造に拘った結果、可動構造を加えたりコクピット等のディティールアップやマシンのワイド化を行っても全体重量99.0gに抑えられた。

ヘッドライトは埋め込みタイプではなく、リトラクタブル式を採用する事によってオリジナルのイメージを残した。そしてライトを開閉している状態は新しいフロンとフェイスと化す。

オリジナルでは腰高いイメージだったフロントフェンダー後方の部分を大きく開口させて、
低く全長を長く見せるデザインに変更。
トータルでデザインしたサイドミラーは自作。

リアウィングはオリジナルの3枚タイプの場合、ウィングの下面に風が通る空間がほぼ無い為に1枚タイプに作り変え更にコクピット後方から伸びる中央のウィング支柱を廃止し風が通る空間を広げた。また支柱部分はモーター冷却ポッドに作り変えた。

モーター冷却ポッドはモーター上部に設けたカーボン表現のエアーボックスと接続されます。ここを通りモーターを冷却します。その風は後部のアウトレットから抜ける仕組みになっています。

キャノピーは開閉可能に改造。
内径と外径がちょうど重なり合う2種類の真鍮パイプをつなぎ合わせて油圧ダンパーを再現した。

フロントにはラジエーターを備えてディティールアップを施しています。

   

ドライバーとインテリア一体はマシンのメンテナンスをする時の事を考慮して取り外し可能にしてある。

バケットシート裏面はカーボンケブラーを表現した仕上げ。
ロールケージはプラ棒で製作。

 

ボディーカウル裏。

塗装前のリアウィング。
実物同様の翼断面を持たせて尚且つ中が空洞の作りになっている軽量設計パーツ。

   

塗装前のボディーカウル。
白くなっている部分が透明プラ板で再構築した部分。カウルを低く搭載させるとフロントとリアのフェンダーアーチがタイヤに触れる為、フェンダーの立ち上がり部分から全てスクラッチしている。

ヘッドライトはシャーシ側に組み込んでいる。
そうする事でボディーカウルを取り外す際に配線の断線等の心配が軽減する。
メンテナンスも気を使わず出来るようになる。

ARシャーシには初めからグランドエフェクト発生目的のヴェンチュリートンネルが備わっているがそのトンネル面積を拡大。透明プラ板で軽量に製作した。

リアのカットスポイラー部分にはテールライトも装備。
1.7mm厚透明プラ版を削りだして製作。横長に点灯する事でワイドなリアスタイルを演出。

2013年から本格的に同大会のコンクールデレガンスに毎年チャレンジし、3年目にしてようやく拘ってきた改造技術やデザインでこの年に日本一を獲得しました。

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