Shilhouette Weight Saving Technique
シルエット軽量化技法

Do it at your own risk.
自己責任で行ってください。

 

アストラルスターを題材に紹介します。

軽量化が完了して塗装を施した状態。
ノーマルボディの重量は17gもあるのに対して、改造後のボディ重量は塗装も込みで8gです。

まずはじめにですが、シルエット軽量化技法とは直接関係はございませんが、
重心を下げる為に前後ボディーキャッチ部分を切りつめて車高を落とし重心を下げました。
そして下げた事によりボディーのフェンダーがタイヤに当たるので、必然的に前後フェンダーは作り変える事になり軽量化にも繋がります。

さて、以降からが工程の手順になります。

ボディーカウルをフレーム状にくり抜きます。

プラ板による再構築の工程に入ります。プラ板は基本的には透明の0.2mm厚を使用します。
白プラ板に比べて軽く仕上がりもカチッと仕上がりやすいです。

<基本的接着方法>
ボディーとプラ板の接着面は必ず#400くらいのペーパーで荒らしてから瞬間接着材で接着します。更に強度を上げる為に貼り合わせた境目に瞬間接着材をスーッと流し入れて、その上からFRP粉を指で磨り込みます。
(※指で磨り込む際にほぼ必ずと言っていいほど瞬間接着剤と粉が混合された塊が指に付いてしいます。私の場合はペリペリっと剥がれたりするので基本的にトラブルはございません。何度か無理に剥がそうとして皮膚が切れた事がありますが、その場合は無理に剥がさず金ヤスリでくっ付いた塊を削り落しております。薄く残っても日に日に剥がれて行きます。)
上手くいけば瞬間接着剤が通っている場所だけに綺麗にFRP粉が磨り込まれているはずです。
そして間髪入れずに瞬間接着剤に絡まったFRP粉がまだ生乾きの時に#400ペーパーを軽く面を整える感じに当てます。すると更にプラ板とプラ板の境目に粉が磨り込まれていき固く強度が増します。
更に強度が欲しければ上から再度瞬間接着剤を流すと言いますか、固まった粉のところにスーッと乗せる感じに塗布します。
(※ちなみに塗布しすぎた場合はティッシュペーパーでササッと拭います。)
瞬間接着剤が薄く均一に浸っているところにFRP粉をササっと磨り込ませます。
その繰り返しで好きなだけ盛ります。こうする事でパテ以上の強度で尚且つ軽量に仕上がります。
以上が接着方法の基本工程です。

それでは下記からは構築手順の説明です。

プラ板でフェンダーの形にしていきます。
プラ板同士は先に仮止めをすると作業がスムーズ且つ制度よく進めれたりします。
仮止め方法といっても色々ありますが、単純に瞬間接着材の点付けだったりFRP粉を点付けしてもありです。


プラ板同士の本格的な結合は上記の基本的接着方法で行います。

横のドア部分や屋根等の平面に近い部分は基本的にフレーム枠に張り付けて行く作業になるので位置出しが他部分よりもやり易いです。
しかし瞬間接着で張ったものは簡単に剥がれたりします。その対策としてはボディー裏面のフレームとプラ板裏面の境目に基本的接着方法を用いて擦り込み補強をします。

全て細工し終わり、もしプラ板とノーマルプラボディーの境目を消したい場合は基本的接着方法の容量で擦り込み埋めていくのです。
以上のここまでがプラ板を用いた加工工程になります。


それでは塗装の下地仕上げに入ります。

内容はプラモデルをラッカーで塗装する際の下地仕上げと同じです。
あえてポイントとしては、「せっかく“形”を残したのだから、塗装後には内側が実はこんなことになっている事がバレないくらい綺麗に仕上げよう!」 です。
実車のレースカーで言うGTカーやかつてのグループ5(シルエット・フォーミュラー)の様な感じです。ノーマルは鉄板ボディなのに実はFRPやカーボンで見かけとは裏腹に超軽量なボディーに改造されている!と。
私のシルエット軽量化技法の考え方はそれと同じです。

サーフェイサーを吹いて、ラッカー塗装をします。
右の写真はまだクリアー塗装はしておりません。

ここからはステッカーやデカールを貼って最後にクリアー塗装を施し完成です。
「んん!? 何か普通じゃないぞ、このマシン!?」とさりげなく思わせて「えぇぇ!!?」っと蓋を開けたらビックリされるような仕上がりになったらベストですね!

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