TerraScorcher GT
テラスコーチャー GT

2016年製作。同年10月開催されたタミヤ模型ミニ四駆ジャパンカップ大阪大会02のコンクールデレガンス部門でMCウッツ賞を受賞。
又、翌年2017年5月にタミヤ公式ガイドブックミニ四駆超速ガイド2017-2018の「コンデレマスター スペシャルグラビア」企画に起用頂いたマシン。

これまでの蛍光レッドを基調とした派手なレーシングカラーから心機一転。
「公道仕様のレーシングカー」をテーマにパールホワイトとカーボン地肌の2トーンで構成されたカラーリングのロードゴーイングカー。
GTと名付けたこのマシン。これはサーキットを駆けるレースカーで言うところのGTカーという意味ではなく、
“G=グランド T=ツーリング”のGTである。

2人で長距離を無理なく快適にツーリングする為にこのマシンはタンデム2シーターの仕様となっていて、赤色の革張りという設定の室内では後席後方にはオーディオサラウンドスピーカーも装備されている。
夜の海岸沿いをクルージングするのもまた爽快なのかもしれない。

基となったミニ四駆はテラスコーチャーRS。
スーパー2シャーシーから空力的に有利なARシャーシーへと仕様変更され更に自作の追加エアロパーツによってグランドエフェクトシャーシとしてより強化させた仕様となっている。
フロントとリア共にはカーボン製自作スライドダンパーを備える他サイドマスダンも備えている。

ヘッドライトは外側に車幅灯、内側にリトラクタブル式の前照灯を備える。
テールライトは2灯式。
ではこのグランドツーリングカーの細部を紹介していこう。

オリジナルのテラスコーチャーのイメージを残しながらKOHEIデザインのGT。 ボディーカウルは、0.2mm厚プラ板を駆使して構築された軽量仕様。

リアウィング翼端版の当ガレージマークに関してもこれまでの様な「KOHEI's GARAGE Special Tuning」ではなくモノトーンのロゴを初めて採用。
この様に外側の派手さを抑えてサッと仕上げたのに対して中身を充実した内容にする事が2016年の作品には盛りこまれました。

 

リトラクタブルヘッドライトを閉じたスタイル。
このマシンの電飾は電源スイッチを入れた走行状態の時にはフロント車幅灯とテールライトが点灯するようになっていて、前照灯であるリトラクタブルヘッドライトは点灯と格納消灯を自由に選択出来るように自作の別スイッチを設けてある。

 

モーターへの冷却用エアーインテーク。
オリジナルのデザインをそのまま使用し、空気が入るその先にモーターへと導く自作のポッドが納められています。
室内の後席もウィンドウ越しに伺えます。

モーター冷却用ポッド。
0.2mm厚プラ板で製作した軽量パーツ。モーターに風を当ててそのまま後ろへ風が抜ける様に後部に開口部分を設けてあります。
上部2箇所の穴はボディーカウル裏側のダボに嵌ります。

その冷却ポッドの上部にはリアウィングに風を導く為のスポイラーへと形状変更を施してあります。リアウィングはオリジナルの1枚羽から後フラップ式の2枚羽へと変更し翼断面の形状も修正。又スポイラーに関してもただの板ではなく下面を翼断面形状にカーブさせてある。

モータ冷却ポッドの下にはMSシャーシ用のヒートシンクをが装着されたモーターを搭載。
室内後方にはオーディオサラウンドスピーカーを備える。ちなみに模型としてのディティールアップなので音は出ません♪

   

シャーシ下面。
ARシャーシのメリットを活かしてアンダーパネルを追加。フロントディフューザーに加えて中央からベンチュリートンネルを設け本格的なグランドエフェクトカーを目指した。

アンダーパネル類とシャーシ本体。
アンダーパネルも0.2mmプラ板から軽量に作られており、フロントスライドダンパー部とフロントディフューザー部も分離が可能です。

ボディーカウルとシャーシ。
電飾が全6灯備える配線類はコンパクトにスッキリまとめました。
チラッと見えるフロントのクラウンギアはノーマルではなくGUPのカーボン配合のギア。このように駆動系の強化も施してあります。

先ほど紹介したMSシャーシ用のモーターヒートシンク。
シャーシ側とヒートシンクの一部分を加工すればARシャーシに納める事が出来ます。
ヒートシンク自体はメタリックレッドに塗装をしてから自身で印刷したARシャーシデカールを貼ってあります。

コックピット及び室内。
赤色の本皮を表現したダッシュボード、ステアリング、シフトノブ、バケットシート。クローム調のロールバー。カーボン目表現のモノコックフレーム。そして後席後方にはオーディオサラウンドスピーカーを備えています。

電源スイッチ部分。
通常の電源スイッチの横に自作のスライドスイッチを設けており、これでリトラクタブルヘッドライトの開閉と点灯消灯を行います。

   

製作前のスケッチ。

塗装前。
オリジナルの成形部分とスクラッチした部分が解る。パテを一切使わない成形方法は重量増加を抑えられる他に強度も十分と考えているのでレース用のカウルも同様の工法で製作しています。このGTに関しては実際にレースで使用する目的では作っていないコンテスト目的の車両であるが、速くて高性能なスポーツカーである以上重いか軽いかは見た目の印象に多きく関わってくると考えています。

   

ボディーカウルの重量。

電池無しの全体重量。

 

サーキットを駆けるレーシングーカーの性能をあくまでもロードカーとしてパッケージングさせたこのテラスコーチャーGT。
コンマ1秒を争うサーキットから居場所をグランドツーリングへと移して自然の中を軽快に駆けて行きます。

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